1.医薬品のリスク区分の定義及び解説 |
要指導医薬品および一般用医薬品はリスク別に分類されています。
要指導医薬品
医療用から一般用に移行して間もなく、一般用としてリスクが確定していない薬(スイッチ直後品目)と劇薬の総称。
第一類医薬品
特にリスクの高い医薬品。
一般用医薬品としての使用経験が少ない等安全上特に注意を要する成分を含む 医薬品。
第二類医薬品
1.指定第二類医薬品:
第二類医薬品のうちリスクが比較的高いもので特に注意を要する成分を含む医薬品。
2.第二類医薬品:リスクが比較的高い医薬品。
その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生じるおそれがある 成分を含む医薬品。
第三類医薬品
リスクが比較的低い医薬品。
日常生活に支障を来す程度ではないが、身体の変調や不調が生じるおそれがある 成分を含む医薬品。
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2.医薬品のリスク区分の表示に関する解説 |
医薬品パッケージ(外箱・外包)および添付文書にリスク区分を表示します。
表示方法は、印刷による表示、シール貼表示などがあります。
要指導医薬品:パッケージに要指導医薬品と表示
但し、平成28年6月11日までは第一類医薬品と表示されている場合があります。
第一類医薬品:パッケージに第1類医薬品と表示
指定第二類医薬品:パッケージに第(2)類医薬品又第2類医薬品はと表示
但し、特定販売の場合は「第(2)類医薬品」と表示されています。
第二類医薬品:パッケージに 第2類医薬品と表示
第三類医薬品:パッケージに第3類医薬品と表示
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3.医薬品のリスク区分の情報提供に関する解説 |
医薬品の情報提供は、専門家が対面で行います。
要指導医薬品および第一類医薬品−薬剤師が文書を用いて情報提供します。(義務)
第二類医薬品−薬剤師・登録販売者が情報提供に努めます。(努力義務)
第三類医薬品−義務はないが、専門家が情報提供に努めます。
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4.指定第二類医薬品に関する留意事項 |
指定第二類医薬品を購入する場合は禁忌事項をご確認下さい。
指定第二類医薬品を使用する場合は薬剤師又は登録販売者にご相談されることをおすすめします。
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5.要指導医薬品および一般用医薬品の陳列に関する解説 |
リスク区分された医薬品は、リスク別に異なった陳列がされます。
専門家が不在の場合は医薬品売場を閉鎖します。(閉鎖時の販売はできません)
リスク別陳列
同じ薬効内でも、リスクが混在しないようにリスクごとに集めた陳列を行います。
要指導医薬品および第一類医薬品の陳列
薬剤師より対面で直接情報提供を受けて購入されるために、お客様が直接手に取れない陳列。
ご希望のお客様は、係員にお申し付け下さい。
第二類医薬品、第三類医薬品の陳列
許可を受けた医薬品売場に陳列します。
指定第二類医薬品の陳列
専門家が在席する情報提供カウンターより7m以内に陳列。
一般用医薬品の販売サイト上の表示に関する解説
商品名へのリスク分類の表示をします。
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6.医薬品による健康被害救済制度に関する解説 |
万一医薬品による健康被害の受けた方は「医薬品副作用被害救済制度」が受けられます。
ただし、一部救済が受けられない医薬品・副作用があります。
窓口:医薬品医療機器総合機構
連絡先電話:0120-149-931(フリーダイヤル)
受付時間:月〜金(祝日・年末年始除)午前9時〜午後5時30分 |
7.その他、必要な事項 |
薬剤師不在時は要指導医薬品および第一類医薬品売場、薬剤師または登録販売者が不在時には医薬品売場を閉鎖します。
薬剤師または登録販売者不在時の医薬品販売はできません。
医薬品の正しい購入方法、正しい使用に努めて下さい。
医薬品の中に入っている「添付文書」は捨てないで、医薬品がある間は保管し、必要に応じて見れるようにして下さい。
店では解決しない内容の苦情相談窓口は次のとおりです。
本社代表番号
075-415-2300(9:00〜12:00、13:00〜18:00 土・日・祝を除く)
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8.使用期限 |
当店では使用期限が1年以上ある医薬品のみ販売いたします。 |