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初心者の方必見!ネットショップの基本を、ECコンサルタントが教えます。

物販とは?ネットショップで物販に取り組む
メリット・デメリットと成功のコツ

室内でハンガーラックに多数の洋服がかかっている様子

自社で扱う商品を販売し、利益を得るビジネスの総称が物販です。インターネットを利用した取引が普及したことにより、ネットショップを活用して物販に取り組む企業も増えています。

自社商品の販路拡大や売上アップを目指す目的で、ネットショップを開設しようと考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、あらかじめ知っておきたい物販ビジネスの仕組みやネットショップのメリット・デメリットを紹介します。成功のコツも解説するため、ぜひご確認ください。

1.物販がビジネスとして成立する仕組み

店舗の写真を背景にスマホと人とクラウドを繋ぐイメージ図

一般的に、物販ビジネスは以下の仕組みで成立しています。なぜ利益が出るのかを正しく理解し、自社で扱う商品の特徴に適したビジネスの展開方法を考えることが大切です。

【商品を仕入れる場合】

  • メーカーや卸売業者から販売する商品(既製品)を仕入れる
  • 仕入れ価格にコストと利益を上乗せした価格で販売する

【自社で商品を生産する場合】

  • オリジナル商品を企画・開発する
  • 自社や提携先メーカーの工場で商品を生産する
  • 企画・開発・生産・流通にかかる経費に利益を上乗せした価格で販売する

商品を入手するのにかかったコストに利益を上乗せして販売価格を設定することで、売れたときに利益を出すのが物販ビジネスの仕組みです。商品ごとに適正な価格で仕入れて販売することが利益を出すコツといえます。

【物販ビジネスについてさらに知りたい方はこちら!】

物販ビジネスのメリットと始め方・売上アップのコツを紹介

2.物販ビジネスをはじめる2つの方法

左側は花とハサミを持っている女性、右側はスマホで通話しながらノートPCで作業をする女性

新たに物販ビジネスをはじめるには、実際に店舗を構える方法とネットショップを開設する方法の2種類があります。扱う商品の種類やターゲットとなる顧客層に合わせて展開することが大切です。

なお、実店舗とネットショップはどちらかひとつを選ばなければならないわけではなく、併用しても構いません。ここで紹介する特徴を事前にチェックし、どちらの方法で物販ビジネスをするか考えましょう。

実店舗を構えて販売する

実店舗を構えて物販ビジネスをする場合、顧客は商品を直接手に取って購入するかどうかを判断できます。実物を確認してから買いたいと考える方は一定数存在するため、そのような顧客に選んでもらいやすいのがメリットです。

一方、購入するには店舗まで足を運ぶ必要があり、その分商圏が狭くなるというデメリットがあります。店舗の運営に多くのコストがかかるのも注意したいポイントです。

ネットショップを開設して販売する

ネットショップを開設してオンラインで販売するのも物販ビジネスのひとつの方法です。実店舗の運営と比べて少ないコストで運営できることが大きな魅力といえます。

顧客はオンラインで商品を確認して購入するため、店舗に足を運ばずに済み、商圏が広がるのもメリットです。多くの人の目に留まる可能性があり、成功すればビジネスを大きく成長させられます。

3.ネットショップで物販に取り組む4つのメリット

ICT技術を活用した小売店運営のイメージ

これから物販ビジネスをはじめる方は、ネットショップを利用する方法がおすすめです。ここでは、ネットショップのメリットを4つ紹介します。自社にとって下記のメリットが魅力的と感じるのであれば、ネットショップの開設・運営を積極的に検討しましょう。

比較的はじめやすい

ネットショップを利用した物販は、はじめるときに複雑な手続きは基本的に必要ありません。中古品や酒類といった一部の商品を除き、許認可や資格は不要でスムーズにスタートできます

オープンまでの手続きが複雑で想定した以上に時間がかかると、商機を逃すことにもつながりかねません。比較的簡単な手続きでオープンできることは、スピーディーに物販ビジネスに取り組みたい方にとって大きなメリットです。

店舗を用意する必要がない

ネットショップは、店舗をはじめとした販売スペースを用意する必要がありません。店舗用の不動産の購入や賃貸、改装が不要で、イニシャルコストがかからないのがメリットです。

ネットショップとして使うWebサイトの開発や決済システムの整備は必要ですが、実店舗を開業する場合に比べると、手続きや作業がシンプルです。オープンまでのコストだけでなく、時間を短縮できることも大きな利点のひとつといえます。

多くのユーザーにアプローチできる

ネットショップは多くのユーザーにアプローチできます。扱う商品やターゲットとするユーザー層によって商圏が存在するものの、実店舗の商圏より広いのが魅力です。

実店舗を構える場合、店舗の近隣に居住する方がメインターゲットです。ネットショップは遠隔地に居住する方にも商品を届けられ、より多くのユーザーにアプローチできる仕組みといえます。

【ネットショップ開業について関連する記事はこちら!】

ネットショップを開業する7つの手順を紹介!必要な機材や成功のポイントとは

4.ネットショップで物販に取り組む3つのデメリット

段ボールが積まれた倉庫で作業するスタッフたちの様子

多くのメリットがあるネットショップによる物販ビジネスですが、覚えておきたいデメリットもいくつかあります。長期的に運営してビジネスを成長させるためにも、デメリットにどのように対策するか考えることが大切です。

仕入れ・梱包・出荷などの付随作業が煩雑になりやすい

ネットショップの場合、顧客から見えないところで多くの作業をします。具体的な作業の例は以下のとおりです。

  • 商品の仕入れ・荷受け
  • 販売した商品の梱包
  • 梱包した商品の出荷
  • 返品・交換品の荷受け

実店舗であれば、顧客が自ら来店して商品を購入し、自分で持ち帰ります。一方、ネットショップは商品を顧客に届けるために梱包・出荷しなければなりません。

実店舗にはない仕事があり、ある程度の手間がかかることを覚えておきましょう。一部の作業を外注業者に委託しても構いませんが、外注費用がかかります。

集客するための継続的な取り組みが求められる

多くのユーザーにアプローチできて商圏が広いのがネットショップの魅力です。ただし、何もしなくても顧客が集まるわけではありません。自社のネットショップに集客するには、適切に広告を出稿したりオウンドメディアを運営して流入経路を確保したりする必要があります。

集客できなければ思ったように売上が伸びないため、多くのユーザーを自社のネットショップに集める方法を考えなければなりません。日頃からデータを分析し、集客するための施策に継続的に取り組むことが求められます。

コストがかさんで赤字になるリスクがある

一般的に、ネットショップは実店舗より低コストで運営できますが、一定のコストは必要です。ネットショップ運営でかかる主なコストは以下のとおりです。

  • 出店費用
  • スタッフの人件費
  • ECサイトの運営費用
  • 在庫保管用の倉庫代
  • 配送時の運賃
  • 外注業者への委託費

上記のようなコストが発生するため、想定したとおりに商品が売れて儲からないと赤字になるリスクがあります。ネットショップを新規に開設しようと考えているのであれば、事前にコストを試算することが大切です。

5.ネットショップでの物販を成功させるコツ

ノートPCとオンラインショッピングのイメージ

ネットショップの成長には、きちんと戦略を立ててビジネスを展開することが欠かせません。ここでは、ネットショップを活用した物販ビジネスの成功のコツを3つ紹介します。思ったように売上が伸びずに困っている方やさらにビジネスを拡大したい方は、チェックして改善策を立案しましょう。

集客力が高いECモールに出店する

自社でネットショップを構築・運営する場合、一から集客しなければなりません。多くの方に知られている有名企業でない限り、最初から多くの顧客に認知されるのは困難です。

集客に課題を抱えているのであれば、多くのユーザーが利用していて知名度が高いECモールに出店するのがおすすめです。集客するための対策は必要ですが、アプローチできるユーザー数が多くなる分、目に留まりやすくなります。

ユーザー数が多いECモールを選ぶことはもちろん、ECモール自体が集客のためにどのような施策を打っているのかも比較検討することが大切です。

ほかでは買えないオリジナルの商品を扱う

ネットショップで物販ビジネスをする企業は多く、市場の競争は激化しています。既製品をはじめとして多くのショップが扱う商品を販売する場合、価格競争に陥りやすいのがデメリットです。

価格競争に巻き込まれると利益が減少して赤字のリスクが高まります。自店舗でしか購入できないオリジナル商品を中心に販売するなど、他店舗と差別化する取り組みが欠かせません。

カスタマーサポートを充実させる

ネットショップでは、不具合対応やアフターサポートもオンラインで提供されるのが一般的です。こういったシステムに不安を感じる顧客も一定数存在するため、迅速で手厚いカスタマーサポートを提供するのも他店舗と差別化する方法のひとつです。

不良品のようなトラブルの際も対応が迅速かつ適切であれば、顧客満足度は高まります。自店舗のリピーターを増やすことにもつながるため、カスタマーサポートをおろそかにしないようにしましょう。必要に応じて電話対応窓口を設けるのも有効です。

6.ECモールに出店するまでの流れ

実店舗より手続きがスムーズで開設しやすいのがネットショップのメリットですが、一定の手続きや作業はあります。ECモールに自店舗を出店するまでの流れの一例は以下のとおりです。

  1. 販売する商品を決める
  2. 必要に応じて許認可を取得する(許認可が必要な商品を扱う場合のみ)
  3. ECモールに出店を申し込む
  4. 出店審査を受けて合格する
  5. ECモールに自店舗のサイトを構築する
  6. 商品の登録や決済システムの整備を済ませる
  7. オープン審査を受ける
  8. オープン審査に合格したら開店する

ECモールによってフローは異なるものの、おおむね上記の流れで進めます。申し込みから開店までには数か月程度かかるため、早めに手続きしましょう。

7.集客力が高いECモールを探しているなら『楽天市場』がおすすめ

ノートPCで作業をする女性の手元

出店するECモールを選ぶ際は、ユーザー数や集客力を意識することが大切です。日本国内には多種多様なECモールがありますが、集客力やサポート体制を重視するのであれば、ぜひ楽天市場への出店をご検討ください。ここでは、楽天市場にネットショップを出店するメリットを2つ紹介します。

楽天ID数1億以上!多くのユーザーが利用中

楽天市場のユーザー数は多く、2023年6月時点で楽天ID数は1億以上です。ユーザー数が多ければ、自店舗をより多くの顧客に知ってもらえます。大勢にアプローチすることは、ネットショップの売上を伸ばす上で欠かせません。

買い回りなどのイベントの実施やメルマガ配信、楽天グループ共通のポイント活用といった購買促進にも力を入れています。販促活動を展開して売上を伸ばしやすい環境が整っていることもポイントです。

売上を伸ばすためのサポートが充実

ネットショップを出店するスペースだけでなく、売上を伸ばすための各種サポートを提供しているのも楽天市場の強みです。具体的なサポートには、以下のものがあります。

タイミング サポート窓口 主なサポート内容
出店前 ネットショップを出店するスペースだけでなく、売上を伸ばすための各種サポートを提供しているのも楽天市場の強みです。具体的なサポートには、以下のものがあります。 ・出店および商品に関する質問
・相談対応
・出店セミナーの開催
ネットショップ設計時 店舗オープンアドバイザー ・ページ作成のトータルサポート
運営時 ECコンサルタント ・エリアやジャンルの傾向に精通した専任コンサルタントによる運営サポート

楽天市場では、ネットショップの開設・運営に当たって疑問や悩みが生じたとき、専門の窓口に相談してサポートを受けられる体制を整えています。はじめてネットショップを活用した物販ビジネスを展開する方にとっても魅力的なポイントです。

8.まとめ

購入した商品を受け取る顧客と手渡す販売スタッフ

物販は仕入れた商品や生産した商品に利益を上乗せして販売することで、収益を生み出すビジネスです。特にネットショップを活用した物販は取り組みやすく、多くの顧客にアプローチできるのが魅力的といえます。

しかし、売上を伸ばすには、試行錯誤しながら集客をはじめとした店舗運営に取り組まなければなりません。楽天市場では専任のスタッフによるサポートも提供しており、はじめて物販ビジネスに取り組む方でも安心できる環境を整えています。この機会にぜひ出店をご検討ください。

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