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ECサイトのデザインで意識することは?
売れるデザインのコツ

PCにWebサイトのデザインカンプが表示されている様子

ECサイトのデザインは売上に影響を与えるため、販売する商品やサービスに適したデザインに仕上げることが大切です。しかし、どのようなデザインにすれば良いかわからず、困っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ECサイトのデザインを考える時に押さえておきたいコツを紹介します。デザイン制作で意識することも解説するため、併せてご確認ください。ECサイトに向いたデザインの基本や作り方を学ぶことで、売上に繋がるサイトを構築できます。

1.ECサイトでデザインが重要な理由

ECサイトに必要な要素をスケッチブックに書き出している様子

ECサイトを制作する時に、なぜデザインを重視する必要があるのでしょうか。ここでは、主な2つの理由を紹介します。ECサイトのデザインは訪れた顧客の印象に残りやすい要素であるため、細部までこだわって制作するのがポイントです。

企業・商品のイメージに大きく影響するため

顧客がECサイトを見た時に抱く印象は、企業や商品・サービスのイメージに直結するため、ブランドや企業のイメージに合ったデザインに仕上げることが大切です。

例えば、IoT機器やコンピューターを扱うECサイトの場合、モダンかつ先進性を感じるデザインだと商品のイメージに合います。一方、ファンシーなデザインにすると、商品とECサイトのイメージが合わず、顧客は違和感を覚えるかもしれません。

自社の商品やサービスに合うデザインがどのようなものかを考える必要があります。

売上を大きく左右するため

ECサイトのデザインが売上を左右するケースもあります。購入ボタンの位置やカートの見方がわかりにくく、購入しようと思った顧客が手続きを完了せずに離脱するのはよくあるケースです。

新しくECサイトを開設する時や既存のECサイトをリニューアルする時は、顧客が直感的に使えるデザインを意識しましょう。商品の確認から購入手続きに至るまでの導線がスムーズであれば、顧客はストレスを感じずに購入できます。

【ECサイトについてさらに知りたい方はこちら!】

ECサイトは自社に合った方法で開設を!出店の流れ・売上アップの施策も紹介

2.まずはこの4つ!ECサイトのデザインの基本

机上に広げた資料を確認しながらデザインを制作する男性デザイナー

商品の種類や顧客の使いやすさなど、ECサイトのデザインで意識することは多数あります。中でも、基本的なポイントは以下の4つです。ECサイトを制作する方は、商品や自社のイメージに合ったデザインがどのようなものかを考えることが大切です。

扱っている商品・ブランドのイメージに沿ったものにする

売上アップを実現するには、ECサイトをブランディングに活用することが欠かせません。ブランディングとは、顧客に対して自社や商品のイメージを伝える活動の総称です。

ECサイトのブランディングは、商品や企業のイメージに合ったサイトを構築することからスタートします。デザインによって顧客が抱く印象は大きく変わるため、伝えたいイメージを明確にしてECサイトに落とし込むことが大切です。

例えば、ベビー用品を扱うならポップで明るいデザインに、スマホやPCパーツを扱うならモダンでスタイリッシュなデザインに仕上げます。

情報を過不足なく伝える

商品を購入する際、顧客は商品ページに記載された情報に基づいて自分が求める商品かどうかを判断します。そのため、ECサイトを運営する側は、顧客が必要とする情報を過不足なく伝えなければなりません。

細部までわかる商品画像を用意したり必要な情報を表にまとめたりして、顧客が購入する時に知りたい情報を入手できるようにしましょう。

ただし、情報量が多過ぎると本当に必要な情報が伝わりにくくなるため、掲載する情報を取捨選択する必要があります。必要な情報はきちんと掲載しつつ、細かい部分はメーカーのWebサイトを見るように案内するのもひとつの方法です。

一定のルールに従ってコンテンツを配置する

ECサイト内の商品ページやカテゴリページを制作する時は、どこに何を配置するかを決めたルールを作成しましょう。

すべての商品ページやカテゴリページを一定のルールに基づいて作成すれば、アクセスした顧客がどこに何が記載されているか、どのように操作すれば良いかをすぐに理解できます。

商品ページ左側に商品画像、右側に説明文・販売価格・購入ボタンを配置するなどのルールを決めたら、すべて上記のルールどおりにコンテンツを制作すると効果的です。

マルチデバイス対応に取り組む

ECサイトを含むWebサイトを設計する上で、マルチデバイス対応は欠かせません。顧客はPCだけでなく、スマホやタブレットといったさまざまなデバイスからアクセスするためです。

マルチデバイスに対応していないECサイトは、PCでは見やすくてもスマホでは見にくくなることがあります。そのような状況では、スマホからアクセスした顧客が離脱しかねません。

ECサイトを制作する際は、レスポンシブデザインを取り入れることをおすすめします。レスポンシブデザインであれば、アクセスしたデバイスの種類を自動で判別し、適したレイアウトで表示が可能です。

3.売上アップに繋がるECサイトのデザインのコツ

Webサイトのレイアウトを話し合う男性2人の手元

基本的なECサイトのデザインを理解したら、売上を伸ばすためのデザインも確認しましょう。顧客の購入意欲を刺激するポイントは、ECサイト内のコンテンツを適切な位置に配置することです。ここでは、売上アップに繋がる4つのポイントを紹介します。

訪問者が気になる情報をトップに置く

ECサイトのトップページ上部は、アクセスした顧客が最初に目にする場所です。目立ちやすいため、顧客の購入意欲を刺激する以下の情報を置くことを意識します。

  • 新商品や再販商品の案内
  • 売上ランキング
  • セール情報
  • 割引クーポン

「自分が顧客なら何を知りたいか」を意識して情報の内容を考えることが大切です。一例として、通常時は新商品や再販商品をアピールし、セール時はセール会場へのリンクを設置する方法があります。

商品の画像・動画を適切かつ見やすく配置する

顧客にとって商品の実物をチェックできないのが、ECサイトの大きなデメリットです。顧客はECサイトに掲載された商品情報に加えて、画像や動画を細かくチェックします。

従って、商品ページの目立つ部分に、商品の詳細がわかる画像や動画を配置しましょう。全体だけでなく細かい部分を見せることで、商品を正しく理解してもらえます。顧客のイメージ違いを防ぐ上でも、適切な画像や動画の提供は大切です。

購入までの流れをわかりやすくする

商品のチェックから購入までにストレスを感じさせないためにも、使いやすいデザインを意識しましょう。購入ボタンの場所がわかりにくいと、顧客が見つけられずに購入を諦めてしまうことも考えられます。

ひと目でわかるように、購入ボタンのサイズを大きくして目立つ色を使用するのがおすすめです。商品説明の直後に価格を記し、その横に購入ボタンを配置すると、スムーズに購入を促せます。

直感的に操作できるように設計する

ECサイト内のトップページ・商品ページ・購入ページは、顧客が直感的に操作できる設計を意識しましょう。具体的なポイントは以下のとおりです。

  • 商品名や商品画像をクリックしたら該当する商品ページにアクセスできる
  • 割引クーポンの案内メッセージをクリックしたらすぐにクーポンを獲得できる
  • 購入ボタンをクリックしたらすぐに購入ページにアクセスできる
  • 購入ページにアクセスした時にログインしていない場合、ログインページを自動で表示する

可能な限り顧客の操作を減らし、ストレスなくスムーズに購入できるように設計することが重要です。

【ECサイト事業について関連する記事はこちら!】

EC事業とは?将来性や魅力・成功のポイント、主な仕事内容も解説!

4.自社のニーズにマッチしたECサイトをデザインする方法

手元のデータを見ながらPCを使ってロゴデザインを制作するデザイナー

商品やブランドのイメージに合うECサイトを設計するには、いくつかの方法があります。ここでは、ECサイトの制作で主流になっている3つの方法を見てみましょう。自社の予算やスケジュール、規模に応じて適切な方法を選択することが大切です。

テンプレートを使用する

自社で制作を完結したい場合、デザイナーやエンジニアを雇用して一から作りましょう。自社制作であれば、販売する商品やブランド、企業のイメージに合致したオリジナルのECサイトを構築できます。

自由度が高い一方で制作コストが高く、工数や予算が増えるのがデメリットです。大規模なECサイトを構築する場合や細部までこだわりたい場合に向いています。

制作会社に依頼する

工数や期間、人員の問題で自社制作が難しい場合、制作会社に依頼するのもひとつの方法です。ECサイトの制作を手掛ける会社は数多く存在します。各社の得意分野やサービス内容を比較し、ニーズや予算に合う制作会社を選びましょう。

制作会社によっては、ECサイトの開発だけでなく運用や集客に関するサポートも受けられます。ECサイトをオープンしてからも必要に応じてアドバイスを受けたいと考えている場合におすすめです。

5.売上に繋がるECサイトをデザインするなら『楽天市場』がおすすめ

デスクでペンタブレットを使用してデザイン制作に取り組むデザイナー

これからECサイトの運営を始める方や、ECサイトのデザインに悩んでいる方は、運営や集客にも強みがある楽天市場への出店をご検討ください。

楽天市場はECコンサルタントや楽天大学など、ECサイト制作・運営に関するサポートが充実しているのが魅力です。ほかにも多くのメリットがあるため、以下で詳しく紹介します。

基本的なデザインはRMSで構築できる

楽天市場では、出店者向けにRMS(Rakuten Merchant Server)と呼ばれるシステムを提供しています。RMSとは、円滑な店舗運営やユーザーとの接点づくりに不可欠な4つの機能を1つに統合したシステムです。

その1つの機能が「R-Storefront」です。本機能を利用すれば、手順に沿って必要事項を入力するだけで基本的なショップページを作れます。レスポンシブデザインにも対応しており、自動でスマホ向けのページも制作可能です。

RMSサービススクエアでパートナー企業のサービスも活用できる

Webサイトの構築に必要なHTMLやCSSのスキルを有する人材がおらず、自社でECサイトを制作できない場合、パートナー企業のサービスを利用するのもひとつの方法です。

楽天市場では、出店店舗様向けに「RMSサービススクエア」という店舗運営支援サービスを提供しています。楽天市場のパートナー企業のサービスであれば、より安心して利用できます。楽天市場への出店を考えている方は、パートナー企業の利用も併せてご検討ください。

8.まとめ

PCに表示されたECサイトのイメージと整理されたデスク

ECサイトを制作する時は、商品やブランドのイメージを正確に反映するのはもちろん、顧客がストレスなく使えるデザインにすることが欠かせません。顧客ファーストを意識したECサイトは、売上アップにも繋がります。

これからECサイトを開設してネットショップに参入しようと考えている方や、ネットショップビジネスを展開しているけれど売上が伸び悩んでいる方は、ぜひ楽天市場への出店をご検討ください。楽天市場では、手軽にECサイトを制作できるシステムや専門家のサポートを受けられるサービスも提供しています。

楽天ID数は1億以上です。集客でも強みがあるため、ぜひ楽天市場をビジネスパートナーとしてご活用ください。

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