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初心者の方必見!ネットショップの基本を、ECコンサルタントが教えます。

個人でネットショップを賢く始める方法とは?
成功するためのポイントも紹介

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「個人でネットショップを始めてみたい!」と考えているものの、何から手を付ければ良いのか、迷っている方もいるかもしれません。

ネットショップを個人で開設する方法は、以前に比べてさらに充実しており、初心者の方も手軽に始めやすくなっています。

ただ、いざネットショップを開設するとなると、それでもハードルを感じることもあるでしょう。

本記事では、個人でネットショップを始める手順や、販売を伸ばすための基本的なポイントを紹介します。基本的な流れを理解して、最初の一歩を踏み出していきましょう。

1.個人でネットショップを運営するメリット

ネットショップを運営する女性

まずは、個人でネットショップを運営するメリットを見ておきましょう。メリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。

  • 個人のペースで運営できる
  • 年中無休で全国に商品を販売できる
  • 少ない費用でスタートできる

個人のペースで運営できる

ネットショップは、隙間の時間で準備を進めて、自分のペースで開設・運営ができます。運営のための業務のスケジュールも、実店舗を持つ場合とは異なり、自由に設定が可能です。

自分なりのアイデアで商品を販売して、楽しみながら物販を一通り経験できます。事業が上手く軌道に乗れば、将来大きなビジネスに発展させることも可能です。

年中無休で全国に商品を販売できる

実店舗とは異なり、ネットショップなら年中無休で全国に商品を販売できます。

時間帯や地域による制約はなく、ニッチなニーズを取り込んで商品を扱うことで他店との差別化が図れます。個人の趣味や知識の多いジャンルを活かして商品を販売することにも適しています。

少ない費用でスタートできる

ネットショップなら、実店舗と比較して少ない初期費用で事業をスタートできます。

一般的に実店舗をかまえて事業を始めるとなると、開業費用だけでなく、店舗の賃料などがかかります。ネットショップなら、店舗の開業費用や賃料がかからず、開設・運営のための費用が抑えられるので、リスクが少なく初心者の方にも適しています。

(※) 出典:日本政策金融公庫 「2020年度新規開業実態調査」開業費用の平均値は989万円

2.個人でネットショップを開設するための流れ

宅配の受け取りをする女性と配達員

個人でネットショップを開設するための基本的な流れは、以下の通りです。各ステップを具体的に見ていきましょう。

  1. ショップの方向性を決める
  2. 出店方法を決める
  3. 開業届の提出と必要な許可の取得を行う
  4. 商品の仕入れを確保する
  5. ネットショップを構築する

ショップの方向性を決める

まずは、どのような商品をどのターゲット層へ販売するのかショップの方向性を決めましょう。

例えば、古着やヴィンテージ服をファッションに関心がある20代~30代の男性・女性に向けて販売したいと考えているなら、それが1つの方向性になります。類似商品をお取り扱いの競合のショップも確認しながら、ショップの方向性をより具体的に決めていきましょう。

なお、ネットショップでの販売が禁止されている商品もあるので、そこに該当するところはないか、商品を決める段階で十分に確認しておいてください。

例えば、楽天市場では以下の商品の販売は禁止されています。

楽天市場で販売が禁止されているもの(一例)
  • 公序良俗に反するもの、青少年の保護育成上好ましくないもの(アダルトグッズなど)
  • 他人の権利・利益を侵害する可能性のあるもの(ブランド品の類似品など)
  • 悪用されるおそれのあるもの(免許証、パスポート、個人情報など)
  • 法令で販売・所持が規制されているもの(薬物、銃、刀剣類など)

出店方法を決める

ネットショップには、主に以下の3つの種類があります。自社サイト型でネットショップを構築するのか、ショッピングモール型のECサイトに出店するのか選んでいきましょう。

  • 自社サイト型
  • ショッピングモール型(マーケットプレイス型)
  • ショッピングモール型(テナント型)

自社サイト型

自社サイト型のネットショップでは、ドメインを取得し、サイトの構築、デザイン、決済方法の導入などを独自に行います。自由度が高く、サイト制作会社などへ依頼すれば好きなデザインでイメージ通りの販売ページを構築しやすい点がメリットです。

一方で、ドメインやサーバー、サイト構築の知識が必要となり、集客も独自で行う必要があります。知識とスキルが必要になる点では、初心者にとってハードルが高い側面もあります。また、集客に向けてはSEOやオンライン広告への理解を深めていく必要があります。

ショッピングモール型(マーケットプレイス型)

Amazonのような、1つの商品に対して複数の出品者が商品を販売するタイプのECサイトです。マーケットプレイス型においては、商品のみを登録・出品する方式で、店舗をもつ必要がないため比較的手間をかけずに短い期間で出品できます。

また、マーケットプレイスに信頼を置く利用者も多く、利用者が安心感を持てることもメリットです。

ただし、自由にページを作成することはできないため、差別化が難しく、価格競争にもなりやすい点はデメリットとなります。

ショッピングモール型(テナント型)

楽天市場のような、自社のお店をショッピングモールに出店する形のECサイトです。ECサイト内に店舗ページを作成して出店できます。

モールの集客力・システム・サポートを利用でき、かつ独自のページを作成して商品をアピールできる点がメリットです。

マーケットプレイス型と比較すると、比較的独自の色を出しやすく、店舗ページを作りこむことで、競合ショップと差別化をしたり、購入へつながるようなページを設計したりと、さまざまな工夫を盛り込むことができます。

ページ作成に多少の手間が必要となる点や、自社サイト型に比べて初期費用や運用費用がかかる点は理解が必要ですが、集客力が期待でき、ショップ自体のファンをつくることができる点が大きな魅力となります。

開業届の提出と必要な許可の取得を行う

開業届は事業開始から1ヶ月以内に提出します。開業届を提出すれば、個人事業主として開業していることの証明になるほか、青色申告ができます。

青色申告をすると最高65万円の青色申告控除が受けられ、所得税の負担が抑えられます(※)。青色申告控除を受けるためには、青色申告承認申請書の提出が必要になるので、青色申告を考えている方は、開業届と合わせて提出しておきましょう。

また、ご自分のネットショップで販売する商品の種類によっては、許可や資格が必要となることがあります。必要な許可や資格がないかを確認し、必要に応じて取得を行いましょう。

ネットショップで商品を販売する際に、取得が必要な可能性のある許可・資格の一例としては、以下があります。

  • 古物商許可
  • 通信販売酒類小売業免許、酒類小売業免許
  • 食品衛生法に基づく営業許可
  • 食品衛生責任者免許

商品の仕入れを確保する

商品の仕入れ先、仕入れ方法を確認しておきましょう。商品の仕入れ方法としては、例えば以下のような方法が挙げられます。

  • 仕入れサービス
  • 卸問屋
  • 海外から輸入
  • メーカーと契約

少ない手間で商品を仕入れるなら、問屋やメーカーとの取引を仲介してくれる仕入れサービスが便利です。卸問屋と交渉して、商品を仕入れるのも一般的な方法の1つです。

また、独自の仕入れルートの開拓・確保をして、価格や商品で差別化ができると、ほかのショップと比較してのアドバンテージとなります。その点では、海外からの輸入やメーカーとの契約なども選択肢になります。

ネットショップを構築する

事前の準備が完了した段階で、ネットショップの構築を行いましょう。商品画像、商品説明の登録、決済方法の選定など具体的な作業を進めて、ネットショップの開設まで進めていきます。

なお、出店先によっては審査が必要になるなど、開設まで時間がかかる場合もあります。あらかじめ、開設までの準備期間は余裕をもって想定しておくことをおすすめします。

最後に、出店先の禁止事項やガイドラインに反するところはないかあらためて確認をして、ネットショップをスタートしていきましょう。

【ネットショップの開業についてさらに知りたい方はこちら!】

ネットショップを開業する7つの手順を紹介!必要な機材や成功のポイントとは

3.個人のネットショップで成功するためのポイント

成功ポイントのイメージ

個人のネットショップで成功するために押さえておきたいポイントとしては、以下の3点が挙げられます。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

  • 集客を工夫する
  • 販売ページを改善する
  • 在庫を持ち過ぎない

集客を工夫する

出店後は、イベント、キャンペーン、SNSなど各種の施策を実施して集客に力を入れていきましょう。ショッピングモール型での出店の場合は、ECサイト内での検索対策も少しずつ意識してみると良いでしょう。予算がある場合は、広告の利用も集客のための選択肢となります。

そのほか、リピーターになってもらうためには、メールマガジンの配信も有効です。一度購入してくれた方に新商品やセールの情報を発信して、興味を持ってもらうための機会をつくっていきましょう。ただし、ECサイトによってはメールマガジンを配信できない場合もあるため、その点は注意してください。

販売ページを改善する

売上を上げるために、商品の販売ページの改善にも努めていきましょう。

商品画像は、明るく鮮明で複数の角度から撮ったものを掲載しておきましょう。ターゲットに刺さるようにブラッシュアップも重要です。利用者に商品についてより多くの情報を提供し、魅力を伝えていきましょう。

そのほか、ユーザーの興味を先読みして関連商品をすすめることも、売上アップへ向けた重要なポイントとなります。利用者の目線で販売ページを見直して、改善点を見つけていきましょう。

在庫を持ち過ぎない

個人でネットショップを始める際には、まずは在庫を持ち過ぎずに低コストで運営をスタートすることを心掛けていきましょう。商品が売れる目途が立った段階で順次在庫を増やすことで、売れ残りのリスクが抑えられます。

なお、出店先のECサイトによっては一定以上の在庫が必要になることもあるので、その点は注意をしてください。

【その他関連する記事はこちらをチェック!】

ネットショップ運営のコツは?開業の流れとよくある課題もチェック

4.個人でネットショップを始めるなら楽天市場がおすすめ

個人でネットショップを始めるなら、楽天市場での出店がおすすめです。

楽天市場では、ネット販売に詳しいECコンサルタントがパートナーとなり、知識や経験に基づいたサポートや、購買動向、アクセス、売上データに基づく販売戦略の提案を行っています。出店が初めての方も、手厚いサポートで商品販売に向けた後押しが受けられます。

また、楽天市場では、季節・トレンドごとのキャンペーンの実施もあり、大型イベントの実施もあります。ライブ配信やオフラインでのイベント、各種雑誌やテレビ・ラジオとのコラボ企画など幅広い施策がある点は注目です。

さらに、ネットショップで重要となるメールマガジン配信も、楽天市場では簡単に行うことができます。メールマガジン配信では、ターゲット別配信、予約配信なども可能です。

そのほか、広告についても、楽天市場内のオンライン広告やキーワード広告、メールマガジン広告など、多彩なメニューが用意されています。予算や目的に合わせて、売上アップに向けた広告を利用できます。

楽天市場への出店を検討されている方は、まずは資料請求をお申し込みください。出店時の参考になる成功事例集もプレゼント中です。

5.まとめ

ネットショップで受注した商品の手配をする女性

個人でネットショップを開設する際は、ショップの方向性・出店方法を決めて、必要な書類提出や資格・許可の取得と、仕入れの確保まで行った上で、出店していく流れになります。

ネットショップは初期費用や維持費を抑えて出店ができるため、実際の店舗の出店などと比較して少ないリスクでスタートできます。

楽天市場では、ネット販売に詳しいECコンサルタントがパートナーとなり、知識、経験に基づいたサポートに加え、販売戦略のご提案やサポートを実施しています。集客の工夫、販売ページの改善にも取り組みながら、趣味やご自分の興味を活かしたネットショップを運営してみてはいかがでしょうか。

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