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わがまち南風原町は東経127度43分、北緯26度11分の沖縄本島南部のほぼ中央に位置し、県都那覇市に隣接しています。周りを6つの市町に囲まれ、県内では唯一の海に面していない町です。面積は10.76平方キロメートル。県内41市町村で4番目に小さな町です。
王府時代には、真和志間切、西原間切とともに首里三平等のひとつとして直轄地に組み込まれていました。直轄地として厳しく賦課統括されていた当時、村々の統廃合や王府財政の貧弱時に行われた各種統制などをまともに受けることになりました。
こうした厳しい統治下にあって、人々は共同作業で苦しい年貢制度を切り抜けてきた歴史を持ち、それは協調精神と団結心として今日も町民に受け継がれています。現在の南風原町の境界は、明治41(1908)年の特別町村制の施行により定まり、11字からなる南風原村が形成されました。
今次大戦で焦土と化した南風原村も、昭和21(1946)年に村役場の再編とともに復興の第一歩が始まり、畜産を中心とした農業、織物などの生産が村の発展の原動力となり、近年は那覇市に隣接する地の利を得て、工業や企業の進出により着実に発展を続けてきました。
昭和55年(1980年)には16行政区をもって町政への移行を成し遂げ、以来田園都市をめざした諸施策が展開され、令和2年度現在では20行政区となっています。
寄付金の用途について
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(1)教育、文化、スポーツ活動の充実に関する事業
子どもたちの個性を伸ばし、豊かな心と健やかな体を育むための事業やまちの歴史や文化、スポーツを通じて活気と魅力あるまちづくりを行うための事業に活用します。
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(2)町民の健康増進及び福祉の向上に関する事業
誰もが安心して住み続けることができるまちを目指し、健康づくりの推進、子ども子育て支援の充実、障がい者(児)・高齢者支援の充実等の事業に活用します。
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(3)産業の振興及び魅力ある観光地づくりに関する事業
本町の産業は、都市化の進展が著しい中、農業・商工業・伝統工芸等を基盤に発展し、近年は医療・福祉施設、大型商業施設などが集積し、活性化してきました。また町観光協会が設立されたことで、地域資源を生かした観光産業にも振興にも取り組んでいます。既存の産業のさらなる活性化や新たな産業の振興に活用します。
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(4)自然環境の保全及び景観の維持、再生に関する事業
本町ではこれまで生活に身近な取り組みとして「はえばるリサイクルループ」や「資源ごみ回収事業」、「5R活動」の普及・啓発活動をはじめとする環境学習や町民参画によるクリーン活動、公害防止活動などを行ってきました。また、平成30年度に「南風原町景観計画」の策定し、自然と都市が共存する田園都市を維持する取り組みをおこなっております。今後も自然環境の保全、景観の維持・再生を推進するため活用します。
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(5)町民によるまちづくり活動の推進に関する事業
本町では平成26年1月に「南風原町まちづくり基本条例」を制定し、そのなかで「情報の共有」、「町民参画」、「協働」の基本原則が示されております。町民との情報共有のための広報誌充実や町民が自ら考え行動するための学びの機会の充実など町民が主体的にまちづくりに参画する環境づくりに取り組みます。
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(6)その他目的達成のために町長が必要と認める事業
町の課題解決のため、町長が必要と考える事業に活用させていただきます。
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