砥石というよりヤスリのような感覚でゴリゴリとかなりの早さで削れます。濡れ布巾の上では滑りますので滑り止め以外に何かしら固定する必要があります。
傷は相当深くなります。これを使った後にAltstoneの300番と貝印の320番の砥石を当てていますので、小刃を小さくしたい場合は多少余裕を持って切り替える必要があります。1mmほどの大きな欠けを修正した際には30分程度で白ニの出刃の欠けを取ることができましたので、研磨力は相当凄まじいですね。最初全体に10ストローク程度小刃の角度で欠けを取り始めたのですが、あっという間にカエリが出るほどです。
面直しで使う際も研磨力が相当高いのでその後名倉砥石を当てるか同じくらいの番手で共擦りする必要があります。目に見えるほど砥石に跡が残るので。
角が角ばっているので正直研ぎに慣れていない人には不向きな気がします。
切刃の研ぎでは相当な早さで小刃が小さくなります。地金の部分がものすごい勢いで削れるので鎬側当てる際には十分に気をつけないとすぐ鎬が崩れます。