〜屋久杉の入札〜 屋久杉は現在伐採が禁止されており、屋久杉の原木を仕入れるためには、国の管理の下で行われる「入札」を利用します。入札には入札権を持った者のみが参加することが出来、原木の仕入れを行っておりました。しかし2019年3月に入札制度も終了となり、屋久杉の入手自体が困難となりました。現在は残存する屋久杉を使用し、製品の製作を行っています。 原木は外側から見ても中がどうなっているかはわかりません。美しい木目になるかどうかは、職人の目利きが非常に重要です。木肌を見て、切り口を見て、外側から細部まで見ていき巨木の中がどのようになっているかを見極める、非常に難しい作業です。この入札で良い材料を仕入れが出来るかが決まります。
|